ニーベルングの指環シリーズ
ラインの黄金第二場
リヒヤルト・ワーグナー


神々の世界では巨人たちに作らせた巨大な城が出来上がっていた。そしてその代償は「美と常若の女神」であった。
神々の長は何とかその代金を他の物に変えようと腐心するが火の神の示した闇妖精の指環に巨人達や神々でさえも興味を持つに至る。「常若の女神」に変わるものとして巨人達はそれを欲しがり最終的に身代わりとして「常若の女神」を神々の世界から連れ去ってしまう。その瞬間から神々の老衰の危機が迫ろうとは誰も思い至らなかった・・・・・